プレ化粧水・導入液の嘘!逆効果と代替方法

プレ化粧水、別名で化粧水導入液、ブースターとも呼ばれます。

これ。使うと化粧水や美容液が浸透しやすくなり、今までより化粧品効果がとても高まるというもの。

と・こ・ろ・が!!

実はこのプレ化粧水(導入液)。

完全に騙されています!

化粧水や美容液が浸透してる~!!と感じているのは幻。しかも、美容効果はないに等しく、むしろ肌を汚くする可能性が大です。

まだ信じる?プレ化粧水(導入液)の浸透感は幻

「プレ化粧水って効果ないの?その後の化粧水がグングン入っていく感じがあるけど……」

全ての製品ではありませんが、基本的に効果はゼロです。

プレ化粧水を使った後に化粧水が浸透する感覚は、

  • 勘違い
  • 確かに浸透している

のどちらかです。

プレ化粧水後の浸透感は演出で意味がない

勘違いはエタノールによる水分揮発の清涼感です。スーッとするので、化粧水が入っていったような感覚になっているだけです。

もしくは、親水性(水と馴染みやすい)のあるエタノールや界面活性剤を肌に残すことで、後に使う化粧水が肌にピタッと残りやすい効果です。この場合、肌表面に水分が一時的に残っているだけで、決して肌水分量が上がったわけではありません。つまり浸透はしていません。

導入液という表現も同じで、浸透する道筋を作るというのは、ただ単に肌に安定して付着しやすい状況を作っているだけです。

プレ化粧水効果はある!でも最終的にマイナスしか残らない

プレ化粧水の中には界面活性剤やエタノールの力で、皮脂や角質層の細胞間脂質を取り除き、油分を排除します。化粧水の水は油と弾き合いますが、肌から油分を無理やり取ってやれば化粧水が浸透しやすくなります。

それだけならまだしも、油分を奪い去る時に水分も一緒に飛びます。なので一時的に乾燥状態を作ります。だから化粧水が浸透するのですが、肌の保水機能(細胞間脂質)を壊しているので水分がすぐに蒸発します。

確かにプレ化粧水で化粧水の浸透力が増していますが、無理やり乾燥状態を作って一旦マイナスにして上げているだけ。肌を痛めるだけで意味が無いのです。

プレ化粧水の継続利用で肌トラブルが増えるのは本当

「プレ化粧水を使い続けると肌が汚くなるって本当?」

使う頻度にもよりますが、確実に汚くなると言ってもいいでしょう。少なくとも週に1回で危ないです。それ以上は確実にアウト!

ただ、プレ化粧水は導入液、ブースター、拭き取り化粧水といったものとゴッチャゴチャになっており、全ての製品に上記の特徴があるわけではありません。でも基本的にプレ化粧水はダメですね。

その理由は、美肌に必ずある「バリア機能」をぶっ壊してしまうからです。

詳細:バリア機能とは?~美肌にあってお肌にない秘密

化粧水や美容液が普段なかなか浸透しないのは、肌の立場からすると、それが肌にとって良いものか毒なのか分からないからです。

分からないからとりあえず全部弾いちゃう、これがバリア機能です。栄養自体は口から取ればいいので、無理に肌から取る必要がないからです。

肌水分量が多くて、毛穴が目立たずシミも残らない肌。こんな肌は絶対にバリア機能が高いんです。綺麗な肌を目指したら、どんなケアをしても必ずバリア機能が高い肌になります。

プレ化粧水を使うと、このバリア機能をわざわざ壊してしまいます。効果も幻だし、バリア機能を壊し続けると肌はどんどん荒れやすくなり、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開きなどが出てきますよ。

プレ化粧水は不要!ブースター効果を上げる条件2つ

「プレ化粧水がダメなら他の浸透方法はないの?」

あります。バリア機能を壊さずに、化粧水や美容液の成分を角質層にグイグイと浸透させる方法があります。

その条件は、

  • 成分をとにかく小さくする
  • 細胞間脂質に馴染みやすい性質に加工する

この2つです。

この条件が満たされていればプレ化粧水は不要です。プレ化粧水にあるデメリットもありません。

成分を小さくナノ化すれば入っていく

水分や美容成分が肌に浸透するには、当然それらが肌に入り込めるサイズじゃないといけません。

大人だと入れない穴でも、子どもなら入れるのと一緒。

水分が美容成分がどこに浸透するかというと、細胞同士の隙間です。積み上がったブロックの隙間みたいなものです。

この隙間がだいたい50nm(ナノメートル)です。ただ健康でトラブルがない肌の例なので、バリア機能が落ちている肌だともっと隙間が開いています。例えばアトピー肌の人はここがスカスカです。

水分子1つが0.38nmとされているので、化粧水の水分自体はすんなり浸透しますよね。

外部参照:水の大きさ

分子量で言うと500~700以上の大きさがあると浸透しません。水は18なので大丈夫。

問題なのは美容成分。

例えばコラーゲンは分子量で言うと何万以上。なので浸透しません。

そこで、ナノ化という加工をして小さくします。酵素などで成分をバラバラにして浸透できるサイズまで小さくします。

まずこれが第一段階。

油に溶ける成分

さて、そもそも化粧水の水分は最初から浸透できるサイズです。でも浸透しません。

理由は、バリア機能があるからです。

バリア機能はセラミド、遊離脂肪酸、コレステロールなどで構成される細胞間脂質で作られています。

バリア機能とは?~美肌にあってお肌にない秘密

細胞間脂質は、肌細胞がブロック壁みたいに積み重なった隙間にあります。細胞間脂質は油です。だから水分がいくら小さくても、油に弾かれてしまうから浸透できないのです。

ところが、美容成分は水溶性と油溶性に分かれます。バリア機能のせいで水溶性の美容成分は浸透しません。

そこで油溶性の成分と一緒にしてしまいます。女性専用のお店だけど、カップルなら連れの男性なら入れるよ、という感じですね。

ビタミンCは水溶性なので、油溶性の性質を持たせた誘導体が一般的になっているのもこれが理由です。

浸透力が高い化粧水・美容液の見分け方

「どうやって浸透しやすい化粧水や美容液って見分けるの?」

これは絶対の方法がありません。というのは、化粧品ブランドによって表現方法が違うため、ある文言があるから浸透力が高いとは言い切れないのです。

ただ、ナノ化としているブランドは浸透力が高いと強く推測はできます。単純にナノ化しているだけではダメで、細胞間脂質に弾かれない脂溶性加工がされていることも条件ですが、これは外からでは分かりません。

また、ナノ化していればいいわけでもないのです。

例えばコラーゲン。

コラーゲンは分子量が大きくて絶対に肌に浸透しません。でもナノ化すれば浸透するサイズになります。

しかし、コラーゲンが持つ高い保水力というのは、ナノ化することでほとんどなくなります。ナノ化コラーゲンでも保水力はありますが、ナノ化前に比べると大幅に減少します。

だからナノ化コラーゲンの化粧水は、使った直後は潤い感が強くても、1時間も持たずに乾いてくる傾向です。

ヒアルロン酸も同じです。ヒアルロン酸はポリマー成分で網目状の構造です。大きな網と小さな網では、抱える水分と維持力に差が出るのは予想がつきますよね。

リポソームが現状で一番浸透する

「肌にもっと浸透するいい方法はないの?」

あります。現状では断トツでNo.1なのがリポソームです。

リポソームは細胞間脂質と馴染むように作られたカプセルコーティング技術です。水溶性の成分も油溶性の成分で包みこむことで、バリア機能に邪魔されずに浸透させることができます。

この技術はドラッグデリバリーシステムという医薬品の成分浸透にも使われている技術で、化粧品に使用できる浸透技術としては断トツで優秀です。

cf.DDS(ドラッグデリバリーシステム)についての報告書

リポソームがあればプレ化粧水はただの悪!メリットだらけ

「リポソームならプレ化粧水は不要?なんでそんなにスゴイの?」

プレ化粧水は完全に不要です。リポソーム化されているなら、ほぼ全ての美容成分を肌に届けることができ、バリア機能を壊すこともありません。

リポソームは油分と水分の多重層カプセルになっていて、油性、水性問わず成分を浸透させることができます

上記の方で、成分が油溶性なら浸透しやすいと書きましたが、ビタミンC誘導体のように、いわば不純物をくっつけて油溶性にしたり、油に溶かし込んでいるブランドが大半です。

これでもいいのですが問題があります。

ビタミンC誘導体の場合、余計なものがくっついているのでビタミンC濃度が落ちます。また、どうしても乳化剤(界面活性剤)の量が増えることになります。そのため、プレ化粧水まではないにしても、肌負担が増えることに。

さらに、リポソームではない油溶性加工成分は、ただ油に馴染んでいるだけなので、美容成分がすぐに放出されるなど持続性に欠けます。濃度が高くなると刺激となる成分の場合、浸透したけど刺激になってデメリットを生む結果にもなります。

でもリポソームなら成分加工によるリスクがありません

さらに、成分が玉ねぎみたいに何層にもなっており、成分や水分を時間をかけて肌内部に放出できます。だから潤いや美容作用がしっかり長く続くメリットがあります。

こんなにメリットがあって、デメリットがない浸透技術は他にありません。

プレ化粧水に求めていた効果はリポソームで完全に手に入ります

プレ化粧水より探したいリポソーム採用ブランドが少ない!

「リポソーム採用のブランドってどこ?」

ではどこのブランドがリポソーム採用かというと、実際にリポソーム採用であることを公にしているブランドは国内ではほとんどありません。

海外だと元祖がクリスチャンディオールランコムなどが一部製品で採用していました。

基本的にリポソーム採用ブランドは大企業だけです。なぜなら、まずコストがかなりかかるという点。またリポソームという表現を使うには法律の制限があります。この制限にかかる実証実験などの負担を避けるために、実際はリポソーム同等技術だけど表記していないということがあるのです。

国内のメジャーなブランドではKOSEのコスメデコルテです。

やはり大企業ですね。

でもコスメデコルテ以外にもリポソームを使っているブランドはあります。

特に隠れた名ブランドなのがb.glen(ビーグレン)です。

「b.glen」リポソーム研究の大御所が開発した浸透技術ブランド

「b.glen?聞いたことないけど大丈夫なの?」

b.glenは日本のブランドですが、開発者がアメリカの薬学博士です。この薬学博士がリポソームを一般に広めた立役者で、リポソーム研究の大御所なんです。

b.glenのスゴイところは、リポソーム技術をさら進化させた独自浸透技術QuSomeを採用している点です。

QuSomeはリポソームと同質ですが、通常リン脂質を用いて作るリポソームに対して、それ以外の成分で実現しています。QuSomeは通常のリポソームと違い、多重層カプセル構造にする手間がほとんどありません。そのため製造コストが大幅にカットできるため、超大企業にしかないリポソーム採用を簡単に実現しているのです。

また、QuSomeは一般のリポソームでは配合が困難な美容成分も包み込めます。特に敏感で壊れやすいレチノールやハイドロキノンといった有用だけど扱いにくい成分もお手の物。レチノールに至っては資生堂くらいしかまともに扱えていない成分です。特にビタミンCに至っては生そのままで配合しており、他にはない特徴となっています。

さらに嬉しいのが、あらゆる成分をQuSome化している点です。リポソームはコストがかかるため、ブランド内のあらゆる成分をリポソーム化するとコストがかさみます。

でもb.glenならコストの心配がないため、あらゆる保湿、美容成分がグングンと届きます。

特に化粧水の使用感は今までになく、クリームを使用しなくても乾かない保水力があります。

b.glenのラインナップ

ほぼ全ての製品がトライアルできます。

肌悩みに合わせた構成でトライアルが用意されています。1,800円(税別)送料無料で365日返品保証。電話勧誘やDMが一切なく、手続き面は全てWEBで済むので安心です。

アメリカ発・どんな成分も届けて留める
b.glenビーグレン(リポソーム系)

薬を患部に運ぶドラッグデリバリーシステム研究の権威が、奥さんが使っていた美容液を見て「意味がない」と気づいたのがきっかけのブランド。

他の化粧品と違い、発想のプロセスが実証に裏付けされた医学ベース。派手な広告宣伝を一切しておらず中身勝負。1万円超えするようなブランドの成分以上の成分内容。そして優れた浸透技術。本気でどうにかしたい人がたどり着く、ドクターズコスメより上のサイエンスコスメです。

b.glen以外でプレ化粧水効果があるブランド

「他のブランドは?」

リポソームと同等の技術を使っているのがアンプルールの美白ライン。リポソームじゃないけど優れたナノ化技術を持っているのがアスタリフトです。

アンプルールは美白美容液に配合されているハイドロキノンだけリポソーム系でカプセル化されています。b.glenのように全てではありませんが、美白化粧品としての知名度や人気はこちらが上ですね。

アスタリフトは富士フィルムのコスメブランド。フィルムも肌のように多重層になっており、そこに薬剤を安定的に浸透維持させる技術が化粧品に転用できた結果です。ある意味リポソームに近いとも言え、特にセラミドの美容液ジェリーがかなりの人気です。

異業界だからできた高ナノ化
アスタリフト ジェリーアクアリスタ

ナノ化という言葉は化粧品で多く見かけますが、その中でも技術の裏付けがあるのはアスタリフトがNo.1でしょう。化粧品より高難度なフィルム製造技術を転用しており、異業界からの高技術がナノ化のレベルを変えています。

浸透感と言って良いのかどうか、それを超えた塗ったのかどうか分からないくらいの仕上がりです。特に人気No.1のセラミドジェリー美容液は先行美容液。

プレ化粧水のような効果ではなく、足りないセラミドを補い肌のベースを整えてくれるのが魅力。肌がフワフワの仕上がりになるセラミドコスメはアスタリフトだけでした。お得意のナノ化技術があるので、非リポソームでも浸透感は抜群です。

定番の美白ブランド
アンプルール ラグジュアリーホワイト

不安定で壊れやすく刺激が強いハイドロキノン。でも高いホワイトケアパワーがあるのも事実で、使えるなら使いたい成分。それをいち早く一般化粧品で使用可能にし、ロングセラーになっているのがアンプルールです。

リポソーム系で覆っているのはハイドロキノンだけですが、その他美白成分も多数採用するなど、配合できるものはだいたい入っているのが魅力です。

なぜb.glenはあまり知られていない?

「それにしても、b.glenって浸透技術はスゴイみたいだね。値段も高くないし。なんで知名度が低いの?」

b.glen自体は10年以上の歴史があります。確かに資生堂やKOSEのような老舗企業には負けますが、中身では負けないどころが優れている部分も多いです。特にリポソームのQuSomeに関しては。

でもその割には「初めて聞いたよ」という人が圧倒的に多いでしょう。一応、美容雑誌でたまにチラッと商品を見かけるのですが、SK-IIや資生堂などに隠れて気づいていない人も多いと思います。

この知名度の低さですが、開発者が薬学博士ということで技術重視のブランドということが理由です。他の化粧品ブランドは技術があっても、基本的に有名女優を使ってTVCMしたり認知度を上げるプロモーション活動を重視します。女性に技術アピールするより、イメージ戦略で売ったほうが売れるからです。

ただこういったプロモーション活動はデメリットもあります。イメージが優先して中身があまり語られない。中身を信じていない、知らないからすぐに乗り換えられやすいという化粧品業界の問題が出てきます。

でも、b.glenを知るきっかけはハイドロキノンが使えるなど、QuSomeの有用性を知って使い始める人ばかりです。中身、技術を信用して期待して使い始めるため、じっくりと試し続ける人が多くなります。

もしb.glenが他の大手ブランドのように派手な宣伝活動をした場合、おそらくQuSomeの凄さは霞むでしょう。b.glenはあえて一般的な認知度プロモーション活動をしないことで、売りである技術力の高さを知ってもらう、他の化粧品とはモノが違うということを認識してもらう狙いがあるようです。

また派手な宣伝広告がないお陰で費用の圧迫がありません。技術ブランドであるb.glenにとって研究開発費用が何より大事。あくまで研究に費用を割きたいというのも、私たちに目につきにくい理由になっています。

他の化粧品でダメだった人が、技術などの差を調べだしてb.glenにたどり着きます。だからb.glenはリピーターが非常に多いのが特徴

そして、本当にいいと感じたものは、案外と口コミが出回らないものなんです。女性って、本当に良いものってライバルとなる同性に教えなかったりしますよね。

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